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メタ認知から見る「のだ」の伝達機能

摘要


コミュニケーションを行う際に、話し手と聞き手とは、必ずしも論理的に会話を進めていくとは限らない。その過程において、一部の文脈は省略されるが、特定の伝達要素を入れれば、会話はなお順調に進み、一見不完全ながら成り立つことができる。「のだ」はまさにその要素の一つである。目の前にある事柄や状況に対し、話し手はいかにして「のだ」の表現形式で自分の認知を伝達し、聞き手に共通の認知効果を喚起するのか。これはあまり探索されていない、未だに未解決の問題が多く残されている領域である。 また、これまで「のだ」に関する研究が多く提出されたが、その中心は場面分類によって、それぞれの機能を帰納分析してきたのである。言い換えれば、「のだ」の機能については、周辺的な研究は結構詳細に行われているが、その本質的意味•機能に関しては、あまり触れられていないのも「のだ」研究の現状だとも言える。そのため、教育現場において、特に第二外国語としての日本語を教える際に、「のだ」の説明及び習得は困難だとしばしば挙げられている。これは、周辺的な機能解釈だけに焦点を置いてきたことが原因ではないか。 以上に述べたように、「のだ」の先行研究がたくさんあるにもかかわらず、研究に値する価値のある課題の一つだと考えている。そのため、本論文において、メタ認知の観点から、「のだ」の意味及び機能を討論していきたい。

關鍵字

のだ メタ認知 伝達 文脈 本質的機能

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