A relative research and the investigation on the main caregiver's health while caring aged－An Exemplar of Taiwan－

照顧者的健康評值有關之研究－以台灣地區某鄉鎮為例－

林昭卿

《弘光醫專學報》 20期(下) (1992/06) Pp. 373-375+377-430

https://doi.org/10.6615/BHIMNT.199206.20S2.03

摘要

本研究是以台中縣清水、沙鹿、梧棲、龍井、大肚等五鄉鎮為調查區域探討65歲以上居家需要照顧老人的照顧情形，照顧者的身心健康及其影響因素。以立意及滾雪球方式共取得94個研究對象，透過直接家庭訪視，收集資料。調查內容有：老人與照顧者的屬性、老人的ADL、照顧者的負擔項目及東大式健康評值表(THI)、4部份，經預試(pre-test)確定內容信度後，由研究者等5人組成的訪問小組就研究的目的方法，問卷的內容加以協商取得一致後，進行實際訪問調查。資料使用NAP、SAS軟體，應用百分比、相關分析、因素分析、多變項逐步迴歸分析等方法，穫得以下結果：1.照顧者以女性為主，佔全體94人中的71.3%、67名全體的45.7%、43名是老人的配偶，平均年齡56.8歲，平均照顧年數約3.5年，每日照顧時間約為18.5小時。35.1%的老人是自費就醫，經濟上的負擔大可想而知，照顧上最困難的事項是協助老人入浴。2.普通照顧者有負擔感，主訴疲勞、生活緊張，但扶養老人是自己應盡義務的意識強，持續照顧的意願也高。3.應用東大式健康評值表(THI)評值的結果，照顧者的心理負擔大、憂鬱、情緒不安、神經質、攻擊性等為其主要的問題，此外也出現心身症的傾向。身體方面以代表全及四肢無力、肩酸、頭痛、頭昏等症狀的多愁訴項目為最，而且生活規律性也顯著受到影響。4.影響照顧者身心健康的要因，以綜合各負擔項目得分的總負擔感為最，其次是經濟的負擔，積蓄性疲勞等，而照顧者負擔的主訴最多的是對發生緊急情況時的不安，其次是積蓄性疲勞及沒有自己的時間、興趣或外出受限的社會面限制等。

並列摘要

この研究は､65歳以上の在宅要介護老人の介護状況､及び介護者の心身の健康に影響を及ぼす要因を究明するこを目的としている｡調査対象の地域は､台中県周辺の農業を主産業とする､清水､沙鹿､梧棲､龍井､大社等の五つの市町村である｡対象のサンプリングは有意抽出により行い､94名を選択することができた｡調査方法は､各家庭を直接訪問し､作成した調査表に基づいてデータを収集した。調査の内容は､老人と介護者の属性､老人のADL､介護者の負担項目､及び東大式健康調査表（THI）の4つのパートから成り､その内容については､プレテストを実施した上で信頼度を検討した。調査の実施にあたっては､あらかじめ調査の目的､方法､内容を習得した調査員4人､及び研究者を含む計5人のグループで訪問調査を行った。データの統計処理はNAP.SASシステムを使用し､度数分布､相関分析､因子分析､回帰分析等を用いた：結果は以下のとおりである:1.調査対象者は女性が94名中67名で71.3%を占め､配偶者は94名中43名であり全体の45.7%にあたる:平均年齢は56.8歳で､平均介護年数は約3.5年､1日の平均介護時間は18.5時間であった。対象者の35.1%が自費で医療費を負担しており､経済的な負担が大きいと考えられる。介護上の一番困難なことは､入浴の介助であった。2.ほとんどの介護者は負担を感じ､そのため疲労感を訴え､生活も緊張しているが､老人扶養は義務であるという意識が強く､継続的な介護への意欲は高かった｡3.東大式健康調査表（THI）の結果から､介護者は心理的負担が大きく､その主な問題は､憂うつ､情緒不安定､神経質､攻撃性等であり､他に心身症傾向も認められた。身体面では､身体や手足のだるさ､肩こり､頭痛､目まい等の多愁訴症状を有する者が多かった｡さらに､生活の不規則性にも著しく影響を及ぼしていることが判明した。4.介護者の心身の健康に影響を及ぼす要因で最も大きいものは、負担項目的総合得点である総負担感であり、ついで経済的負担、蓄積性疲労の順であった。介護者の負担の訴えで、最も多いのが緊急時に対しての不安であり、ついで蓄積疲労、自分的時間がない、趣味や外出が制限される等の社会面の制限の順であった。