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  • 學位論文

日中兩國語言慣用表現的研究-以「米」字為中心-

日中両言語における慣用表現の一考察-「米」を中心に-

指導教授 : 石井周 蘇鈺甯

摘要


本論文的目的在於,就中日兩語言之「米」字的意思擴張下去做考察對照研究。序論主要是介紹本論文之研究動機與目的‧研究範圍及方法‧先行研究‧慣用表現等部分。第二章是介紹中日兩語言「米」字意思的歷史考察。另外介紹「米」字的起源,以及「米」字在日語上的發音介紹、漢字傳入日本的介紹。第三章主要是用Lakoff and Johnson(1980)的隱喻理論去分析中日兩語言含有「米」字的諺語。第四章則是結論。   語言是人類認知下的產物,也是人類為了要理解外部世界所製造的產物。隨著時代不同,人類的認知也會隨著時代而改變,所以語言的意思與使用方法也會跟著不同。依據時代的不同文化氣息,諸多要素也會跟著不同,因為這些都是影響語言意思變遷的因素,所以每個時代的語言都會產生該時代的獨特用法。因此決定同時進行中日兩國中含有「米」字的諺語的分析,以及考察「米」字意思的歷史變遷。   第二章「米」字的歷史考察主要是從兩國的古代書籍中挑出例句做考察,兩語言的歷史考察共通點,主要都是由「米」的機能(食物、稅米、金錢)所擴張出來的。至於相異點,主要是因為兩國的國情及文化的不同,所擴張出來的意思也不同。另外,在日語中「米」字的發音有「コメ」‧「ヨネ」‧「ベイ」‧「マイ」‧「ヨナ」共五種。   第三章主要是用Lakoff and Johnson(1980)的隱喻理論去分析中日兩語言含有「米」字的諺語,之後去對照兩國語言「米」字的意思擴張。分析的結果是,日中兩語言含有「米」字的諺語,大多數都偏向負面意思。兩國含有「米」字諺語所分析出來的擴張意的共通點,是由「米」的機能(食物、稅米、金錢)所擴張出來的。在日本與中國這兩個國家之中,「米」不僅僅是食物,還被當成買賣的對象、跟「金錢」的地位幾乎是相等的。「米」可以替人類帶來財富、所以延伸出共通點的「機能」。至於相異點,由於兩國的語言及文化等等的不同,所擴張出來的意思也會有所不同。  所有「米」字的歷史考察及諺語分析出的這些擴張意思,都是從人們的日常生活之中所擴張出來的,歷史考察這部分隱喻成分含量較少,主要從言語的字面上就可以了解,言語在正負面意思上也沒有比較特別明顯的特點。但是,含有「米」字的這些諺語,從字面直接看,不但看不出句子所隱含的意思,而且含有大量的抽象隱喻成分,諺語在正負面意思方面上也比較強烈,且諺語大部分都是偏向於負面,帶有諷刺意味。比起歷史考察的這些語言,諺語的時代及作者通常是不詳的,但是諺語集合了古人的智慧結晶及寶貴經驗,雖然看似簡單,但是卻富有很深的道理,因此諺語隨著時間流逝及時代不同,反而在民間長久流傳著。

並列摘要


本論は、日中両言語における「米」という字の意味拡張を考察し、対照研究を行うものである。序論は研究動機、研究の目的、研究範囲、研究方法、先行研究、慣用表現についてを述べる。第二章は、日中両言語における「米」の史的考察をする。また、「米」の字源と日本への漢字伝来、「米」の字音について述べる。第三章では、Lakoff and Johnson(1980)のメタファー理論を用い、両言語における「米」を用いたことわざを分析する。第四章は結論である。 言語は、人間の認知、つまり人間が外界を理解するために作られてきたものであり、時代につれ、その認知は違ってくるため、その意味や使い方も異なってくる。時代によって雰囲気や文化も異なり、それらの要素も言語への影響があるため、各時代に特有の用法が生み出された。そのため、日中両言語における「米」の史的考察とことわざの分析を同時に進めることにした。 第二章の史的考察では、日中の古典文献から“米”という字の史的考察をした。両言語の共通点は「米」の機能(食物、税米、お金)から拡張してきたことである。相違点は両国の気風や文化が異なるため、拡張された意味も異なっていることである。また、日本語における「米」という字の発音は「コメ」‧「ヨネ」‧「ベイ」‧「マイ」‧「ヨナ」という五つがある。  第三章はLakoff and Johnson(1980)のメタファー理論を用いて日中両言語における「米」のことわざを分析し、「米」という字の意味拡張を比較した。分析の結果、日中両言語における「米」のことわざにはマイナスイメージが多いことが分かった。両言語の共通点は「機能」(食物、税米、お金)であり、両国における「米」は食物としてだけでなく、売買の対象であり、またお金の価値に相当するものでもあり、人々に豊かな生活にもたらすため、共通点である「機能」へと拡張してきた。相違点は両国の言語や文化が異なるため、拡張された意味も異なっていることである。 「米」の史的考察とことわざの分析はすべて日常的な生活から拡張してきたものであるが、史的考察の部分は隠喩的な成分が少なく、字面的な意味が主である。しかし、「米」を用いたことわざは、単に字面的な意味ではなく、抽象的な隠喩成分を持っていて、イメージの方面も強烈である。そのことわざは多くがマイナスイメージであり、風刺的な意味を持っている。史的考察に比べ、ことわざが作られた時代は不明ではあるが、先人の貴重な経験や知恵を集めたものであり、簡単な言葉に見えても、実は深い道理が告げられているという特徴がある。そのため、時間の流れにつれて消えることなく、民間で長く伝わって来たのである。

並列關鍵字

日中語彙の対照研究 字史 隠喩概念 認知

參考文獻


楊馥綺(2007)『日本漢字音與日本學生學習漢語語音之關聯』国立台灣大學碩士論文
朱介凡(1989)『中華諺語誌』台灣商務印書館
本社編輯部(1983)『中文辭源』藍燈文化事業股份有限公司
唐蘭(1949)『中國文字學』開明書局
林亞樺(2011)『客語味覺和食物隱喩與客家人對諺語的理解』国立成功大学碩士論文

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