本研究探討台灣日語學習者對於「說」的意識,並探求其實際狀況。研究方法將透過本人任教之文藻外語學院日文系247名日語學習者進行問卷調查,首先將調查日語學習者對於聽說讀寫能力的意識,再調查學習者有關「說」的方面意識。最後,也將探討日語學習者對於會話自信之有無。研究結果顯示,學習者雖然認爲聽說讀寫能力中的「說」是很重要的,但認爲自己「說」的能力不夠好,也就是不擅長「說」的人占大多數。然而,表示雖然不擅長,但並不是討厭,且肯定地回答「喜歡會話」的學習者占多數。在針對「說」的自信調查中,對於「說」沒自信的學習者占多數,在此對其理由進行分類、並加以探討。再者,此研究中也考慮到信念(Beliefs)的問題,進而了解學習者對於「說」的意識及其中相似刻板印象的信念與外語焦慮(Foreign Language Anxiety)・第二語言焦慮(Second Language Anxiety)。
本研究は、台湾の日本語学習者における「話す」ことへの意識を調査し、その実態を探ることにある。調査方法は著者が所属する文藻外語学院日本語文系で日本語を学んでいる学習者247名にアンケート調査を行った。まず4技能における学習者の意識を調査し、それから「話す」技能に対する意識を調査した。最後に、会話に対する自信への有無の理由についても考察を行った。調査の結果から、学習者は4技能で日本語で「話す」ことを大切だと思っている一方、得意ではない、つまり苦手だと思っている者が多かった。しかしながら、苦手だからといって「話す」ことが嫌いなわけではなく、「好きだ」と肯定的に答えている者が多かった。「話す」ことへの自信についての調査では、「話す」ことに自信がない学習者が多く、その理由をカテゴリー化して考察した。考察にはビリーフスを考慮したところ、学習者の「話す」ことに対する意識、すなわち会話に対する意識がわかった。また、その意識のなかに学習者の思い込みのようなものや、第二言語不安・外国語不安が見受けられた。