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多元文化交流

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東海大學日本語言文化學系,正常發行

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近年、グローバル化がより進行と浸透するにおいて、外国語教育の目的は、従来の技能重視で言語形式の知識伝授のみならず、「社会・コミュニティー参加を目指すことば教育(佐藤慎二・熊谷由理2011)」がより重視されつつある。そこで、発表者は、高年次大学生を対象とした日本語の翻訳授業において、学習者らが低年次の際に学んだ言語的な知識を生かしつつ、より積極的にコミュニティーとつながり、その能力を社会に還元しながら、さらに、こうしたプロセスやその活動を通じて「問題発見・解決」や「協働作業」が体験できるような授業活動のデザインを模索した。その結果、キャップストーンプログラムの概念をそのデザインに援用することにした。本発表は、羅(2016)の実践と同じくキャップストーンプログラムの援用しつつ、従前の氏実践において反省すべき点や不足していた部分に改善を施し、学習者の言語的な知識の活用や構築に加え、「問題発見・解決」「協働作業」のプロセスを提示し、その内容を考察することで、当該実践の効果や従前の実践から改善された点、ならびに引き続き改善すべき点などに述べるものである。その結果から見れば、これまでの学びの総仕上げとして総合的な経験をしてそれを地域社会へ還元するといった理念を掲げるキャップストーンプログラムを導入し、今までに習得した日本語の知識や運用力を駆使し、協働作業を通じて問題の発見と解決を目指そうとした試みについて、一定の可能性を見いだすことができたと考える。特に、日本語表現においては、単語レベルの翻訳でしかないといった羅(2016)における指摘と比較して、成果として情報やコンテンツにおいて使用される日本語表現は、確実に向上したことが認められる。そして、これらは、学習者個々の能力によって導き出されたものではなく、個々の学習者が持つ既習の知識をグループなどでの協働作業を通して応用する、もしくは、よりふさわしい日本語表現に再構築した成果であることが観察できた。さらに、対象とするクライアントを選定するステップにおいては、そのデザインを再考し、従前の実践でも対象とした地域に所在する飲食的などといったクライアントに加え、地域に在住する日本語話者を新たにクライアントの対象としたことにより、その地域で両クライアントがそれぞれの立場で直面している問題をより明確に把握でき、その結果、解決策として提示する成果物やそのコンテンツが、「店舗の所在位置やアクセス方法」「注文の方法」「メニュー(料理)の紹介」「おすすめメニュー(料理)理由」「支払方法」と、従前の実践の成果物より幅広くなり、より有益‧有用なものに近づいたと考える。こうした点から考えれば、キャップストーンプログラムの理念である、実社会を活動の場としてそこに存在する現実的な問題を解決するといった活動は、学習者のみならず、地域社会やそこに住まう人々に何らかの有益性をもたらすもの可能性を秘めていることに異論はなかろう。さらに、本実践のような活動を通じて、さまざまなテーマに取り込むことは、学習者に教室や学校内だけでは得ることのできない経験を積んでもらうよい機会ともなろう。そのため、発表者としては、授業におけるこうした実践活動の導入を引き続き図りつつ、そのデザインの構築においては、諸々の問題点を精査しながら、少しずつでも改善することを今後の課題としたいと考える次第である。

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1980年代末台灣解嚴後,以司馬遼太郎《台灣紀行》為首,不少日語作家關注台灣本省人,嘗試重新書寫日本殖民台灣的現代歷史。如今日本媒體上亦有許多電視節目、網頁、雜誌等介紹關於台灣的資訊。不過,近年來日本媒體中的台灣形象含有一種趨向,即過度強調台灣的「親日」要素,美化日本殖民台灣的歷史。然而,從丸谷才一《假聲低唱君之代》(1982)、邱永漢《台灣物語》(1981)這兩本日語小說著作中,讀者可看到此種「親日台灣論述」流行以前的問題意識。丸谷雖然和司馬遼太郎、小林善紀等人同樣通過書寫台灣來反思現代日本歷史,但他並沒有將台灣當作是讚美日本現代史的手段,其作品中的台灣形象也不具懷古情緒。然而,《假聲低唱君之代》中完全沒有提及二戰後台日間仍然留下的「加害/受害」、「殖民/被殖民」關係。相對於此,身為親自經歷過日據時代台灣的台裔作家,邱永漢在《台灣物語》中不僅直接批判日本於日據時代台灣的殖民主義,也諷刺地描述二戰後台日男女間的再殖民結構,以及1970年代大量訪台的日人之所作所為。從邱永漢以大眾通俗讀物形式所書寫的醜陋故事中,我們可見到丸谷才一、司馬遼太郎等人的高尚且抽象的文學文本中沒教的現實台日關係。