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  • 期刊

日本における中高一貫教育の推進に関する-考察

摘要


日本における中高一貫教育は、中学校・高等学校という青年期前期の教育をゆとりと一貫性のある中等教育を統合し、六年間見通した教育課程の編成や学習の展開を目的とするものである。これは、これまでの中学校・高等学校に加えて、生徒や保護者が中高一貫教育も選択できるようにすることにより、中等教育の一層の多様化を図るものであり、一九九九(平成一一)年四月から制度化されている。しかし、一部中等教育機関への中高一貫教育の選択的導入であることから、教育制度の単線化を崩し、中学校教育段階での制度的格差をもたらすとの指摘がある。また、現状は六年制一貫校が進学準備に偏した一部私立の中高一貫教育に象徴されるように、エリート校化と受験競争の低年齢化という問題を派生させている。

關鍵字

中高一貫制 中教審 ゆとり

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