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身体感覚を言語化するTAE理論の実践―「自分の話したいことを言語で表現する」会話授業の試み

摘要


普段、私たちは物事に対する自分の身体感覚をうまく言葉に表現できているだろうか。これは母語のみならず、外国語を勉強する際により顕著に感じられることである。日本語の会話教育の初級段階で、文型の積み上げ練習や「型」をモデルにしたパターン練習は、中級や上級に進むにつれ限界が出てくる。会話を難なく展開できるようになるには、まず自分の「言いたいこと」を把握することが肝心である。本研究は、学習者の「言いたいこと」をどのように引き出すか、限られた語彙でどのように「言いたいこと」を表現できるのか、TAE理論を組み入れた会話授業の中で行った実験の結果を報告するものである。TAE(Thinking at the Edge)理論とは哲学者.心理学者であるユージン.ジェンドリ博士が開発した理論である。TAEの中心概念は自分の身体感覚に注意を向けることから始まり、その身体感覚を言語化していくことにある。この概念を中級日本語会話授業に導入し、学習者が限られた語彙の中で自分が本当に言いたいことをどのように見つけ出し、それを日本語に化していくかを観察した。結果として、TAE理論実施前と実施後の比較から、実施後はより自分の身体の感覚に従った具体的な内容が産出されることが観察された。

關鍵字

無資料

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