本研究以考察終助詞kana以及中文表現“呢”“吧”“嗎”“不知道”為之間的對應關係為研究目的。本研究把kana分成了「類似自言自語的詢問」「表示客氣的詢問」「未確定的判斷」及「圓滑的意見傳達」4種類別。本研究會從BTSJ日語口語語料庫(2018版)抽出kana的例句,並依照kana的各功能驗證對應的中文表現。 終助詞kana含有可以把說話者的表達委婉化的功能,常出現在日常的日本語溝通上,在中文中比較少這種表達委婉化的表現,而相關的對照研究也未夠充足,因此現在未能統一出對應kana的中文表現。因此,本研究將以含有委婉化疑問等表達的“呢”“吧”“嗎”“不知道”為指定的研究對象,從而驗證kana與這些表現的對應關係。
本研究の目的は、日本語の終助詞「かな」と中国語表現“呢”、“吧”、“嗎”、“不知道”がどのように対応しているかを明らかにすることである。本研究では、「かな」の機能を「独話に近い問いかけ」、「配慮を表す問いかけ」、「不確かな判断」と「円滑的な意見表明」という4つの機能に分類する。「日本語話し言葉コーパス 2018版(BTSJ)」から「かな」が用いられている例文を抽出し、機能別に考察を行う。 考察の結果は以下の通りである。「かな」は(61)~(66)に見るように、「独話に近い問いかけ」の機能において中国語の“呢”及び“不知道”と対応していると考えられる。「配慮を表す問いかけ」の機能においては、(67)~(68)に見るように、中国語の“呢” 及び“不知道”でも対応していると考えられる。そして、(69)~(73)に見るように、「不確かな判断」の機能においては“吧”と対応し、「円滑的な意見表明」の機能においては“嗎”と対応すると考えられる。 終助詞「かな」は、話し手の表出の円滑化する機能を有し、日本語会話においてわれている。中国語ではこのような円滑的に表す表現が少なく、それに関する対照研究もあまり進まれていないため、「かな」に対応する中国語表現は定着されていない。従って、本研究では話し手の疑問などの表出を和らげる機能を持つ“呢”“吧”“嗎”“不知道”を指定し、「かな」との対応関係を明らかにする。