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  • 學位論文

『南總里見八犬傳』與『水滸傳』之比較研究

『南総里見八犬伝』と『水滸伝』の比較研究

摘要


摘  要 日本的文化與文學,在歷史上一直受到中國很大的影響。中日文化與文學雖是各自獨立,但卻又有著非常密切的關係。因此,日本接受中國文化時,也接受了異國思想,並將這些思想加入日本固有之事物。探求如何將異國文學轉化成「日本文學」的過程,即成為有意義之事。本研究以《南總里見八犬傳》與《水滸傳》的相似處為例,探討日本文學對中國文學之接受度。  在眾多的中日文學作品中,以《南總里見八犬傳》與《水滸傳》作為研究對象,主要原因為《水滸傳》不但是中國第一部白話小說,也是中國著名四大古典文學之一,更與《離騷》、《莊子》、《史記》、「杜甫詩集」、《西廂記》合稱為「六才子書」,在後代文學評論中有著極高的評價。另一方面,選擇《南總里見八犬傳》之理由則為,馬琴在創作《南總里見八犬傳》時,不像是《忠臣水滸傳》般,只是原原本本的翻譯了《水滸傳》,而是使用了《水滸傳》中之體裁、寫作手法、構成及構想等,並加入了日本歷史與自己的想像力改編而成。接著更進一步地在《南總里見八犬傳》中天馬行空的加入了登場人物及各種場面,使故事內容增添了許許多多的色彩。 另外,本論文將比較兩部作品,並整理出相似處與相異處。具體而言,在人物設定方面,《水滸傳》有一百零八位英雄,而《南總里見八犬傳》只有八位勇士;時代背景方面,兩部作品都是建立於真實歷史之上。如上述般,探討各類相似處與相異處,進一步考察其理由並釐清兩部作品中之思想差異,透過寫作方式與思考模式的差別,對民情與文學之理念差異進行研究。

並列摘要


要  旨 日本の文化や文学は、歴史的に中国に大きな影響を受けてきた。日中の文化と文学は、互いに独立したものでありながらも、非常に密接な関係にある。したがって、日本が中国文学を受容する際、異国の思想が受け入れられ、そこに日本固有のものが加えられて、どのように「日本文学」になっていったかという過程を探求するのは意味のあることである。本研究は、『南総里見八犬伝』と『水滸伝』の共通点を通して、日本文学における中国文学受容の一例について研究するものである。 日中の数多ある文学作品で、『南総里見八犬伝』と『水滸伝』を研究対象とするのは、『水滸伝』は、中国における最初の白話小説で、中国古典文学四大名著の一つとされ、『離騒』、『荘子』、『史記』、「杜甫の詩集」、『西廂記』を合わせて「六才子書」としている。後代の文学評論において高く評価されている。一方、『南総里見八犬伝』を選んだ理由は、馬琴が『南総里見八犬伝』を書く際、『忠臣水滸伝』のように『水滸伝』をそのまま翻訳して書きあげたのではなく、『水滸伝』の体裁や書き方、構成、構想などを用い、日本の歴史に自身の想像力をくわえて改作しているからである。そしてさらに、『南総里見八犬伝』では、その登場人物や場面に幻想性が加わり、物語により多様な色付けがなされている。 また、本論文では二つの作品を比較し、共通点と相違点をまとめる。具体的にいえば、人物の設定が『水滸伝』では百八人の英雄がいるが、『南総里見八犬伝』では八人の勇士だけであること、時代背景が二作品とも史実に基づいていることなどである。このような、さまざまな共通点と相違点を探り、さらには、その理由を考察することで、二作品中の思想の違いを明らかにする。そして、その書き方や考え方の相違を通して、民情や文学に対する理念の相違を考察していきたい。

參考文獻


麻生磯次(1959)『滝沢馬琴』吉川弘文館
テキスト
松枝茂夫編訳(1960)『水滸伝上、下』岩波書店
駒田信二訳(1967)『水滸伝(全三冊)』平凡社
羽深律訳(1986)『完訳・現代語版 南総里見八犬伝(六冊)』JICC出版局

被引用紀錄


許凱鈞(2011)。從浪跡天涯到招安建功:《水滸傳》梁山泊的形成與崩解〔碩士論文,淡江大學〕。華藝線上圖書館。https://doi.org/10.6846/TKU.2011.01038

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