透過您的圖書館登入
IP:3.134.78.106
  • 期刊
  • OpenAccess

日本語教育における台湾語音の活用-銘傳大学の日本語学習者を対象にした意識調査

台語於日語教育中的活用-以銘傳大學日語學習者為調查對象

摘要


目前在台灣的日語教育,是以台灣的國語(北京語)對照實施的。但是由於北京語與現代日文漢字的發音之間有所背離、差距較大,造成日文學習者在學習上有困難。另一方面,雖然台語與現代日文漢字之間有許多共同特徵,但是在現在的日語教育方面,並沒有利用此特徵去實行。《日台大辭典》(1907)中記載的「日台字音便覽」是於明治時期,將日語漢字讀音與台語比對後編製而成的辭典。筆者將其資料輸入Microsoft Excel中,並用羅馬拼音的方式加註台語的讀音,完成了現代版「日台字音便覽」資料庫,從中篩選出1,162字,完成了「日台基本漢字」的讀音對照表。為了讓「日台基本漢字」的讀音對照表能在實行日語教育時發揮其成效,必須先驗證用台語發音來熟記日文漢字讀音的效果。筆者使用日文漢字讀音、台語讀音及國語製作問卷,針對銘傳大學205名日語學習者進行調查,結果證實,使用台語讀音在對於熟記日語漢字讀音上有一定程度的效果。因此,本文提案將日語、台語及國語(北京語)併記,製作相關教材。

並列摘要


台湾における日本語教育では、台湾の国語とされる北京語との対照が行われる。しかし北京語音と現代日本漢字音の発音は乖離しており、それが日本語学習者の壁ともなっている。一方、台湾語音には現代日本漢字音と共通の特徴が多く見出されるが、台湾における日本語教育では、この特徴を生かした教育は行われていない。この日本漢字音と台湾語音とを対照させたものとして、明治時代に作成された『日台大辞典』(1907)付載の「日台字音便覧」がある。本稿の筆者はこれをMicrosoft Excelに入力し、さらに台湾語音をローマ字表記にすることで、現代版「日台字音便覧」データベースを完成させた。そしてその文字数を1,162字に絞り込むことで、「日台基本漢字」発音対照表を構築した。この「日台基本漢字」発音対照表を実際の日本語教育で生かすためには、台湾語音を使って日本漢字音を覚えることの効能を検証する必要がある。そこで日本漢字音と台湾語音、国語(北京語)音を併記したアンケートを作成し、それを利用して銘傳大学の日本語学習者205名を対象に意識調査を行った。その結果、日本漢字音習得に台湾語音がある程度有用であるということが実証された。この結果を承けて、本稿では日本語と台湾語・国語(北京語)を併記した教材を作成することを提案する。

參考文獻


中澤信幸(2010)。『日台大辞典』付載「日台字音便覧」について。山形大学大学院社会文化システム研究科紀要。7,162-154。
中澤信幸、岩城裕之、是澤範三(2013)。日本語教育における「日台基本漢字」発音対照表の可能性について。山形大学大学院社会文化システム研究科紀要。10,13-20。
松尾慎(2006)。台湾における言語選択と言語意識の実態。群學出版有限公司。

延伸閱讀