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  • 期刊

ギリシャの中学校国語教科書の通時的分析-形式面の比較から-

希臘中學國語教科書的歷時性分析-從形式面的比較-

摘要


学校教科書にはその時代の社会状況を背景にした教育方針が如実に表れる。国語教科書(読本)の場合なら、編纂者たちが未来を担う若い学生に読ませたい民族の文学遺産が盛られているだろう。時代が異なれば、当然またその遺産のとらえ方も変ってくるはずである。本研究は、ギリシャの二つの時代(1970年代終わりと現在)に編纂された国語教科書(「旧版」と「新版」)を分析対象とし、ページ数、作品数、採用された文学者の異同、章構成の異同といった、主に形式上の比較調査を通して、時代とともにどのように文学遺産の見方が変化してきたのかを分析する。調査の結果、以下のような「新版」教科書の特徴が明らかになった。「新版」はかつて定番だった国民詩人の作品などを減らしながらコンパクトになっているが、「旧版」になかった19世紀の「古い世代」の作品を再評価する場合がある。また、ギリシャ固有の歴史的出来事を別個の事象として捉えた「旧版」の章構成に対し、より普遍的な主題に基づく大幅な再編成を行なっている。

並列摘要


學校教科書通常能夠如實的呈現以當時代社會狀況為背景的教育方針。以國語教科書(讀本)為例,教科書編纂者希望讓承擔未來重任的年輕學子閱讀充滿民族性的文學遺產。隨著時代的轉變,當然各個時代對於遺產的認知也會有所不同。本研究是以希臘的兩個時期(1970年末期以及現代)對於國語教科書的編纂(「舊版」與「新版」)為分析對象,根據其頁數、作品數、被採納的文學家的異同等,主要是透過形式上的比較調查,分析隨者時代的轉變對於文學遺產的認知是否產生變化呢?調查的結果,如下所述「新版」教科書的特徵更加顯著。「新版」過去固定會出現的國民詩人作品有減少以及壓縮的現象,「舊版」中未曾出現的19世紀「古世代」作品也給予重新的評價。另外,「舊版」的章節安排是以希臘固有的個別歷史事件為對象所組成的,「新版」則是以更加普遍性的主題為編排的依據。

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